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【運転してきました】フェラーリ最新レーサー458チャレンジをスペイン バレンシアサーキットで試す・Ferrari 458 Challenge Test day at Ricardo Torino Circuit Valencia Spain

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ホテル前にフェラーリが5台並んだ。瞬く間に人が集まり撮影タイム。F1ドライバーAlonsoの国だからだ。町中にはSalander銀行(Ferrari最大のスポンサー)がFerrariロゴを使用している。 People gather in matter of minutes in front of my Hotel as a few Ferrari lines up. Photo Shoot Time. The yellow is a 3 coat color and extra 20,000 eu

I went to Ricardo Torino raceway today to test the 458 Challenge, oh what a car. This car is so solid that there is nothing comparable to it’s electronic differentials straight from F1. I am surely convinced that this car will win many many GT2, GT3 champions in 2011. The Challenge series is also extended this year to Shanghai, Zuhai, Fuji and Motegi raceways.

今日は朝から曇りで天気も悪く気温は6度。サーキットへ行くと一層冷え込みは増す。受付で免責書類にサイン、その後ピット39番へ行く。そこにはなんと4台の458チャレンジが用意されていた。今回初めて見る白の458CHも2台。Youtubeで見た映像よりスマートでロープロファイルに実車は見える。朝の走行はスリックDHピレリタイアだったが、私の順番直前で雨がパラパラ。フェラーリスタッフは急遽タイアをレインへ交換。雨がパラパラ中の新品レインは滑りやすい。

同行したプロドライバー檜井さんの走行感想は一言で「凄い、パワーがおわりなくeDeff(電子油圧ディフレンシャル)で路面に伝わり、車を前へ前へ押し出す。」私は大事を取り限界走行を避けたためブレーキもタイアも暖まらずセミドライの中新品レインタイアで苦戦、安定走行は残念ながらできなかった物の、ストレートでの加速が終わり無い事を体験する貴重な周回だった。

458イタリアと同等に方向シグナル等全てハンドルの中。FLASH = パッシング、PIT = 押し続け2速で60kmを下回るとリミッターがかかる仕組み、本格的、 SCROLL = ディスプレイのコントロール、RADIO = 無線通信用ボタン、 WATER WIPER = 全面用 と最後に eDeffのスイッチだ。

今回430チャレンジや458イタリアとは全く違う電子ディフレンシャルが備わる。完全にF1譲りの物でASR, CST, CTやESPとは全く関係ない装置になる。これはタイア回転を合わせ、車が前へ行くようトラクションをかけるディフレンシャル制御をする物で、OFF 1 2とその度合いに違いがある。1を利用した場合でもOFFにしたプロドライバーと同等の走りができる。ドライバー操作の介入をする物ではない。長いレースの場合最初はOFF、中頃で1、最後は2でタイヤやブレーキを労ることが出来る。この辺は一緒に走ったプロドラーバー檜井さんのレポートがあがるのをまとう。私の変な日本語よりちゃんと解りやすく説明してくれるはずだ。ここが凄いんです、458チャレンジ。

エンジン室内もガラスも全て車重を1125キロにするためジェット戦闘機と同じレクサンやドライカーボンに変更されている。車重を抑えるのだけでなく、上の重量を減らす事が重要だ。

右の赤いのはSD4(仮名)用端子とダッシュ中にはPCでテレメトリーを取る端子。

ボタンが増えたステアリング裏。部屋のネットがあまりにも遅いので写真は全部下にある。今回ブレーキも最新でFXX Evoより高性能だと説明された。前のブレーキローターは厚みが430チャレンジより厚く長持ちするそうだ。そのかわり形のかわった(3個に分かれた)ブレーキパッドは新たなコンパウンドを利用しているとブレーキ開発に携わったMauritzioの話。車両右裏にあるファンは無い。これはエンジンルーム内の大型のオイルクーラータンクをもうけたかららしい。下の写真の中にはeDeffの写真も見える。またリアマルチリンクの効果は絶大。高速コーナーでも信じられないぐらい安定している。これから出てくる檜井さんの記事が楽しみだ。 重量配分は48 — 52.


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